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本音・悩み

行政書士の記述採点待ちがつらい|各社のバラつきの見方と次の動き

この記事の結論

択一はギリギリ、記述の部分点だけが頼み——合格発表まで2か月以上、毎日そわそわして何も手につかない『採点待ち地獄』は本当につらいですよね。先に結論を言うと、この期間にやるべきは結果を予想して一喜一憂することではなく、『どちらに転んでも損しない動き』をすることです。受かっていれば実務の準備に、落ちていれば来年の貯金になる。採点待ちの不安を、翌年の合格率に変える過ごし方を具体的に書きます。

目次

なぜ各社で記述採点が12〜26点もバラつくのか

行政書士試験の記述式(3問・配点60点)は採点基準が公表されません。だから資格学校各社が独自基準で採点サービスを出しますが、部分点の付け方が各社で違うため、同じ答案でも12点〜26点と大きくバラつくことが起きます。これは誰かが間違っているのではなく、『公式の正解配点が分からないから推定するしかない』という構造的な理由です。1社の高い点数を信じて安心するのも、低い点数で絶望するのも、どちらも危ういと理解しておいてください。

採点サービスの数字をどう読むか

現実的な読み方は、①複数社の点数の『真ん中〜低め』を自分の暫定点と仮定する(楽観は禁物)、②択一+一般知識の確定点に、その暫定記述点を足してボーダー(180点)とどれだけ差があるかを見る、③ボーダー±10点の『どちらに転ぶか分からないゾーン』にいるなら、合否は発表まで本当に分からないと割り切る、です。一番危ないのは一番高い点をくれた1社だけを信じること。期待値は低めに置くほど、来年への構えが早くなります。

合格発表までの不安期間の過ごし方

やってはいけないのは、結果が出るまで完全に勉強から離れること。2か月以上ブランクを空けると、受かっていなかった場合に再始動が重くなり、せっかくの記憶も抜けます。おすすめは、①記述で書けなかった論点だけを軽く復習する(負担を抑えつつ感覚を維持)、②なぜ記述で部分点が安定しなかったのかを言語化しておく、③実務や次の資格の情報収集を始める。手を完全に止めないことが、どちらの結果でも効いてきます。

『どちらに転んでも』今から動くべき理由

受かっていた場合、行政書士は登録や開業準備、あるいは次のダブルライセンス(社労士など)に進めます。落ちていた場合、記述で安定して部分点を取れなかった=記述対策が弱点だったということ。来年に向けて最も差がつくのが、この『発表前の助走期間』です。周りが結果待ちで止まっている2か月に動き出せば、それだけで来年のスタートを大きく先行できます。不安な気持ちのまま止まるより、小さくても前に進む方が精神的にも楽になります。仮に届かなかった場合の身の振り方は、撤退判断の基準と2年目の戦い方を先に読んでおくと、発表日に慌てずに済みます。

記述で部分点が安定しなかった人の来年対策

記述は『40字に何を必ず書くか(キーワードと法的結論)』の型が決まっており、独学だと自分の答案のどこで部分点を落としているかを客観評価できないのが弱点です。アガルートなど記述対策に定評のある講座は、解法の型と添削で『書けば点になる答案』に矯正してくれます。択一は受かる実力があるのに記述で毎年泣いている人ほど、記述だけを補強する使い方が費用対効果に優れます。発表を待つ間に来年の講座を比較しておくと、結果が出た瞬間に動けます。記述の添削量で比べるなら、大手2社の答練とサポートの実差が具体的な材料になります。

記述3問の時間配分と、書き方の型

記述は3問で配点60点。比重が大きいわりに、本番で書く時間は限られます。配分は多肢選択と択一を先に終わらせ、記述に30〜40分を残す形が標準です。書き方は「誰が・誰に対して・何を根拠に・どうなるか」を40字に詰めるだけで、文章の巧拙は関係ありません。設問の語尾(〜できるか、〜すべきか、何というか)に対応する結論を先に決め、そこへ要件を足していくと、書き出しで止まらなくなります。

採点待ちの間に復習するのはこの3つだけ

負担をかけずに感覚を保つなら、①今年の記述3問を、時間無制限で納得のいく答案に書き直す、②書けなかった論点の条文と判例を読み直す、③行政法の頻出条文(行政不服審査法・行政事件訴訟法の期間や対象)を一覧で見返す、で十分です。1日20〜30分あれば回ります。逆に、新しいテキストを買って一から読み直すのはこの時期には向きません。結果が出てから計画しても遅くない作業です。

来年に向けた費用と期間の目安

行政書士の学習時間は初学者で600〜1,000時間が目安ですが、択一が合格圏まで来ている再受験者に必要なのは、その水準の維持と記述の補強です。年明けから週8〜10時間でも十分間に合う計算になります。費用は市販の記述問題集と模試で1〜2万円台、記述対策を含む通信講座は数万円〜十数万円台と幅があります。全科目パックではなく記述・答案添削の単科で足りる人も多いので、申込の前に、足りないのが知識なのか答案作成なのかを切り分けてください。

合格基準と発表までの公式データ

採点待ちの間にできる計算は、合格基準の3条件に自分の得点を当てはめることです。行政書士試験の合格基準は絶対評価で、法令等科目が満点の50%以上、基礎知識科目が満点の40%以上、かつ試験全体で満点の60%にあたる180点以上を、すべて同時に満たす必要があります。出題は法令等46題と基礎知識14題の計60題・300点満点で、択一式と記述式で構成されます。択一の自己採点が確定していれば、記述で何点必要になるかは引き算で出せます。試験は年1回、11月の第2日曜日(令和7年度は2025年11月9日)に実施され、試験時間は3時間、受験手数料は10,400円(インターネット申込の場合はシステム手数料370円が別途必要)。直近の合格率は令和7年度が受験者50,163名・合格者7,292名で14.54%、令和6年度が受験者47,785名で12.90%でした。次を見据えるなら、1年空くという間隔も含めて計画してください。最新は公式で確認してください。(出典:行政書士試験研究センター「行政書士試験のご案内」および「試験結果の推移」、2026年7月時点で確認)

比較表

状況採点待ち中にやること発表後の動き
ボーダー+10点以上実務・次の資格の情報収集登録・開業/ダブルライセンス
ボーダー±10点記述の弱点を軽く復習・言語化結果次第で即動けるよう講座比較
ボーダー-10点以下記述対策中心に来年計画を始動講座で記述を立て直す
共通完全にブランクを空けない発表前から助走しておく

無料の資料・公式情報で比較してから決められます。

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記述の採点基準は試験により非公開です。各社採点サービスの数値はあくまで目安として捉えてください。 まずは費用、学習期間、サポートを比較できる導線にします。

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よくある質問

記述採点サービスはどこを信じればいいですか?

1社に頼らず複数社の真ん中〜低めを暫定点とするのが安全です。公式配点が非公開な以上どれも推定値で、楽観的な数字を信じると発表で落胆しやすくなります。

結果が出るまで勉強は休んでいいですか?

完全に休むのは避けてください。2か月以上空けると再始動が重くなります。記述で書けなかった論点だけ軽く触れて感覚を保つのがおすすめです。

記述で毎年部分点が伸びません。

記述は『40字に必ず入れるキーワードと結論』の型が勝負です。独学では自分の失点箇所が見えにくいため、添削のある講座で型を矯正すると安定します。

記述の採点は択一の点数に影響されますか?

採点基準が公表されていないため、確かなことは分かりません。年度による調整があるのではという見方もありますが、推測に賭けるより、択一と多肢選択で確実に積み上げておく方が安全です。

発表までに次の資格の勉強を始めていいですか?

構いません。ただし今年の記述論点を完全に手放さないことが条件です。社労士など関連資格の情報収集や、行政書士の登録要件を調べる程度から始めれば、どちらの結果でも無駄になりません。

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